うつ病だと診断されているが、なかなか症状が改善しないあなたへ[双極性障害とは]

現在、精神科(心療内科)に通っているが、なかなか症状が改善しないという人は多いのではないかと思います。

自分自身、精神科に通い始めて最初の半年ぐらいは改善した実感が得られず、ほんとにこのまま通っていて良くなるのか?と非常に不安になりました。

そのことについて私の体験談をもとに自分なりの意見を発信します。

あくまでも個人的な意見なので、参考程度に見ていただければ嬉しいです。

目次

精神科に行くと大体はうつ病と診断される

まず、精神科に行こうと思う多くの人は、

  • どこか気分が落ち込んでいる
  • 食欲がない
  • 眠れない
  • 〇にたい

というようなネガティブな感情を抱いているものだと思います。

他にもあるかもしれませんが、精神的な病気の場合はこういう気分が落ち込んでいる場合が多いはずです。

そういう人がお医者さんに行くと、まずうつ病を疑われると思います


これは仕方のないことです。けがしていたらレントゲンを撮ってここが悪いからこう治療をしようと考えますが、心の病気は度合いも発症原因も人それぞれです。

なので、あくまでも僕自身の考え方ですが、

精神的な病は医者に頼っていればいいという考えはあまり良くないと思います。もちろんお医者さんのいうことは専門的ですし、従わなくてはいけません。

しかし、それに加えて、自分で改善する方法を試行錯誤する必要があると思います。

私自身、最初はうつ病という診断でした。その後、症状が良くならず、医者を何度も変え、やっと最近体調が安定してきた感覚があります。

それは、診断名が双極性障害に変わり、薬も変えたことが原因でした。

双極性障害とは

双極性障害とは別名、躁うつというものです。

躁うつ病というのは調べてもらったらよくわかると思いますが、一般的には気分が高くめちゃくちゃハイテンションになってしまうこともあれば、逆に気分がものすごく落ち込み、〇にたいというような感情が出てしまう、非常に厄介なものです。

うつ病と躁鬱病の違い

双極性障害は気分が高まったり落ち込んだり、躁状態とうつ状態を繰り返す脳の病気です。

https://www.smilenavigator.jp/soukyoku/about/

一般的な躁うつ病はⅠ型というもので、躁状態の時には人に暴言を吐いてしまうだとか、金遣いが非常に荒くなって高額商品を後先考えずに買ってしまうというような症状が見られます

こういった症状があれば典型的な双極性障害(躁うつ病)です。お医者さんに行くと必ずこういった経験はありませんか?などと質問を受けると思います。

しかし、双極性障害にはⅡ型というものもあり、それは躁状態が軽く鬱状態が重い場合を指します。

具体的には、上記のような荒すぎる行動はしないけれども、

  • テンションが高くなって口数が増えてしまう
  • ちょっとしたことでイライラする
  • 睡眠をあまりとらなくても元気

というような状態です。こういった状態が軽躁という状態です。

うつ病から双極性障害Ⅱ型へ

ここから私の体験談を述べさせていただきます。

うつ病と診断されていた時は、比較的気分を向上させる薬を飲んでいました。しかし、軽躁状態の時のその薬を飲んでしまうと躁状態が強くなり余計に悪化してしまいます

私の場合は、薬を飲んでいるのにイライラが収まらなかったり睡眠がとれなくなってしまいました。

落ち着かない日々が続き、人や物に強く当たってしまうこともありました。その時を振り返ると本当に申し訳なかったなと感じています。

そこで、自分の症状を見つめなおして、インターネットでいろいろ検索してみると、軽い躁うつ病のような症状がみられているかもしれないなと感じました

また、今まで飲んでいた薬に関して、お薬手帳を見て振り返ってみると、気分を一定に保つ薬であったり、不安を抑制するような薬を飲んでいた時期が比較的体調がよかったことに気づきました。

この気づきが自分にとっては非常に重要だったと感じています。

そのことを正直にお医者さんに話してみると、薬をガラリと変えていただき、今までのイライラや気分の高揚感が徐々に消えていきました。

そこから体調が安定し始め、睡眠が安定してとれるようになったり、食欲が出てきて、体重も標準値ぐらいまで回復しました。

このように、精神的な病気は目に見えず、お医者さんにとっても判断しにくいものです。

すべて受け身でお医者さんの言った通り薬を服用するだけでなく、自分で考えて何か行動してみましょう。

例えば、日々自分の身体に起こったことをメモする。とか、

周りにいる人に自分が普段どのような態度で接しているかを聞いてみるということです。

こういった症状は自分だけでは気づきにくく、お医者さんもたくさんの患者さんがいて、細部までお話はできないかもしれません。

なので、お医者さんに行く前に、自分の症状を正直に整理してから行くとよいと思います。
ポイントを的確に伝えることでスムーズに診察ができるし、自分の満足感も高くなると思います。

精神的な病気は完治はなかなか難しく、良くなったり、悪くなったりを繰り返すと思います。
自分もいまだに体調がいい時と悪い時の波も少しあるし、つらい時もあります。

でも自分で何か行動を起こしていかないとどんどん復帰が遅くなってしまいます

焦る必要はありませんが、いち早く元の世界に戻り、充実した人生を送るために。

休養の時間を有効活用していきましょう。

あなたの人生が少しでも豊かになりますように。

おしまい

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この記事を書いた人

大学院卒業後、体調不良により内定していたメーカーへの就職を断念。療養後、再び研究関連の仕事をしています。
英語学習・プログラミング・ファッション・k-popなど自分の好きなことをブログで発信しています。自分を大切に好きなことをしながら生きていけるように日々模索中です。

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