[数か月間通った私が本音でレビュー] 就労移行支援は闇?意味ない?

こんにちは。

今回は就労移行支援事業所を利用して数か月間経過したので、その感想と本当通って意味あるの?ってところについて述べていきたいと思います。

目次

就労移行支援事業所とは

就労移行支援事業所の詳細に関してはこちらの記事をご覧になっていただければと思います。

簡単に言うと、一般企業への就職を目的とする障害者の方に、就職できるように支援してくださる施設のことです。

私は上記の記事で紹介しているLitalicoワークスに実際に通所しています。

私はまだアルバイトしかしたことがなく、新卒ですが、就労移行支援事業所に通って一般就労を目指しています。

就労移行支援事業所の本音レビュー

結論から言いますと、私は、就労移行支援に対してメリットもデメリットも感じています。

通う前からこうなる可能性があったかもしれないので、自分の責任かもしれませんが、もう少しいろんな事業所を検討してみてもよかったのかなって思いもあります。

メリット

まず一つ目のメリットとしては、生活リズムが整うこと

これは自分の中では一番大きいです。実際何時に通所しなきゃいけないと決まっていると、起きなきゃってなりますし、寝る時間も大体固定されてきます。

さらに生活リズムが整ってくると何となく精神的にも安定してきます。

これは皆さんがそうじゃないかもしれませんが、私はすごく心が安定して、いろいろとやりたいことに対する意欲も湧いてきました。まだまだ薬は必須ですが、以前は昼過ぎとかに起きていたのも、今では何もやることが無くても、9時ぐらいには目が覚めるようになりました。

二つ目のメリットととしては、いろんな気づきがあること。

学生時代就職活動をしていた時は、本当に適当でした。研究が忙しくて、自己理解とかしている時間なんかありませんでした。でも今時間をたくさん使って自己理解とかしてみると「自分ってこんなんだったんだ」とか「こういうことが向いているのかもな」っていう気づきを得られます。

またこれは以前の記事でも書きましたが、同じような病気の方と実際に関わると、そういう考えもあるんだっていう気づきが得られます。これは通っている皆さんが感じられているのかなと思います。

そういう風に自分にはなかった視点で物事を捉えられるようになったことはすごくいい点です。

三つ目としては、私の通っている事業所では、皆さん優しくお話を聞いてくれるところ

精神的につらいときって本当に優しい言葉が染みるんですよね。

今、仕事もできていなくて焦っているけど、優しい言葉をかけてもらって少し心が楽になることもあります。

精神的な辛さって人に吐き出すと結構楽になります。(私の場合ですが)

そういう環境が医者以外にもあるということは非常にいい点かなと思っています。日々の体調の変化も細かく聞いてくれるので、そういうところもありがたいポイントです。

デメリット

ここからが本題ですよね。デメリット。

一つ目は集団的なプログラムが多いところ

私は個人的に症状が浅い人間の部類に入ると思います。こうやってブログもかけているし、休まず出席できているし。しかし、中にはまだ通所すること、電車に乗ることすら困難という方もいらっしゃいます。

そういった方々が同じリズムで進んでいくというのはどうなんだろって最近思います。別にもっと早い人がいてもいいし、もっと遅い人がいてもいいかなって個人的には思います。

最近は体調もいいので余計ですね。なんか進行速度が遅いなって感じてしまいます。

でもこの点も最初にお話はされていました。最初の数か月は、病状の変化もあると思うので準備期間としてみんなでやっていくと。

自分でも数か月でここまで良くなると思わなかったので、嬉しい誤算ではありますが。

二つ目は、プログラムの内容が易しすぎるところ

ここも個人差があると思います。学歴や今までの経験でその人なりの感じ方があるとは思います。

でも結構簡単なことをやりますし、プログラムをやってもその場限りというか、やって放置みたいなものが多いです。

実際に授業形式で学んだことを生かしながら、障害の詳細について履歴書に記入してみるとか、もうワンステップぐらい踏み込んでいいのかなといつも思いながら受講しています。

三つ目は働くことに対する明確なビジョンが見えないこと

これは、まだ通って数か月と通って間もないからかもしれませんが、実際に今やっていることが本当に業務に結び付くの?って思います。

例えばパソコンに文字を入力していく作業。これはやってみると、事業所に通っている皆さんはかなりできます。私の通っている事業所の方たちだけ優秀なのかもしれませんが、私は他の人に全然勝てません。(笑)

パソコン操作が得意な人たちが、こういう訓練やって意味あるの?って思ってしまうときもあります。

でも訓練の目的としては、パソコン操作がうまくなるためというわけじゃなくて、決められた時間の中で集中して作業ができるかどうか。らしいです。まあそれなら、、、とも思いますが。

実際にいろんなところで就労された経験のある方も多く、能力が高い人が結構いるように思います。

そういう人たちに向けたハイレベルの講座とかがあればいいなって思います。

その人が本当に必要としているものを提供する。ここが少し足りないかなって思います。

とにかく、みんなで動くという意識が強くて、自分に合ったプログラムが無かったり、物足りないなと感じてしまうことが大きなデメリットかなって思っています。

私は結構我慢強いタイプだと思うので、病状もかなりのストレスがかからないと悪化しません。なので、個人的にはもう少し負荷がかかるものがあればなと思います。

実際にインターンみたいに企業で仕事ができたりしたらいいなとか。お金はいらないので。

そういう機会がもっと多くあって、もう少しストレスがかかる環境が欲しいですね。実際に働いたらかかる重圧やストレスはもっと大きいものだと思うので、その状況下でも耐えられるか、ということを知りたいなと感じています。

まとめ

今回は私が通っているLitalicoワークスに関して、メリットとデメリットを個人的観点で書いてみました。

長々と書いてきましたが、結論、通うことには意味があると思います!

しかし、結構体調が優れている方には少し物足りないプログラムが多く、そこが少し残念かなという印象です。

もちろんペースは人それぞれですし、考え方も人それぞれです。遅い人がいてもいいし、速い人がいてもいい。

個人的な面談をたくさんして、そういうところを柔軟に対応していただけたらもっといいかなと思います。

でもまだ本格的な就職活動のステージには立っていません。これから見えてくるところかもしれないので、またいい点、悪い点に気づいたら記事を書いてみようと思います。

少しでも気になった方は無料の相談会だけでも参加してみてください。



考え方はいろいろとあると思うので、自分自身の思った通りに進むべきだと思います。

他の就労移行支援事業所もたくさんあるので、いろんなところを検討してみることをおススメします。

あなたの人生が少しでも豊かになりますように。

おしまい。









よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大学院卒業後、体調不良により内定していたメーカーへの就職を断念。療養後、再び研究関連の仕事をしています。
英語学習・プログラミング・ファッション・k-popなど自分の好きなことをブログで発信しています。自分を大切に好きなことをしながら生きていけるように日々模索中です。

コメント

コメントする

目次