就労移行支援事業所を利用してみた感想その1 [勇気を出して電話してみた]

最近体調が少しずつ良くなってきて、お医者さんから就職活動を少しずつ始めていいよというお話をいただいたので、何をしようか考えていました。

まず考えたのがアルバイトでした。でもアルバイトって意外と融通が利かないですよね。

コロナ禍の今、職を探している人は多く、シフトに多く入れる人とか、元気な人は優遇されます。

自分はまだ体調面に不安があるので、あまり過度な労働はしたくないなと思い、その旨を伝えつつ、何社か応募しましたが、見事に落とされました。(笑)

現在学生でもないので、どうしても空白の期間があり、病気を持っていることは伝えざるをえません。

でも正直に病気のことを伝えると、アルバイト先の人はどうしても心配してしまいます。
それは仕方がないですよね。アルバイトには学歴も関係ないし、元気な人が優遇されて当然です。

そこでどうにか嘘をついて、元気なフリをして働こうかなとも思いました。

でも、そんなことしたらまた同じことの繰り返しなんじゃないかって思いました。

多少時間がかかってもいいから、自分が安心して、納得して働けるところで働くのが先決なんじゃないかなと思いました。

そこで、いろいろ調べてみると、就労移行支援というものがあることを知りました。

目次

就労移行支援制度とは

就労移行支援制度とは、就労移行支援は障害者総合支援法に基づいた障害福祉サービスであり、
就労を希望している障害・難病がある方に対して、働くために必要な知識・能力を身につけるトレーニングや、その人に合った職場探しのサポート、就労後の職場定着までのアフターケアを行ってくれるところです。

簡単に言えば、障害を持っている方が、一般企業に就職したいとき、そのお手伝いをしてくれるところです

利用するには市や区に申請を出す必要があるので、障害者手帳を持っていたり、医師の診断を受ける必要がありますが、そういった方は基本的には無料で利用できます

ただし、前年度の当人や配偶者の収入によって変わってくるので、そこはよく調べる必要があります。

私の場合、両親に養ってもらっていますが、自分自身の前年度の収入は少なかったので(アルバイトを少々)、無料で利用ができると言われました。

このサービスは一生で二年間しか利用できないので、症状が重く、就職する段階ではないと診断されている方は、少し利用を待った方がいいかもしれません。

企業には障害者枠で何パーセントか採用をしなくてはいけないというルールがあるので、障害者雇用のほうが就職しやすいというメリットがあるかと思います。

また、そういう制度を活用できるのは多少余裕のある大手の企業なので、障害者枠だと大手に就職しやすい(かもしれない)というメリットもあります。

就労移行支援制度に関してはこういったサイトに詳しく載っているので、興味がある方は詳しく調べてみてください。

そのひとりの「働きたい」にこたえる。【LITALICOワークス】

就労移行支援事業所に問い合わせ

就労移行支援事業所を利用したいなとは思ったけど、実際に電話するまで結構勇気が必要でした。

自分みたいな(はたから見たら結構元気そう)人間が本当に利用していいのかなとか
就職まですごい遠回りになるんじゃないかなとか

様々な不安がありました。

でも、何事も経験だ!と思って勇気を出して連絡してみました。

実際に行ってみると、カウンセラーみたいな方が、自分の病状や発症理由などを細かく聞いてくれて、すごく気分が楽になりました。

そこの事業所にいた方は皆さんすごく優しくて、話しやすかったです。

以前某クリニックで、5000円ぐらい払ってカウンセリングしてもらっていた内容より良くて、無料でこんなに話も聞いてもらえるし、就職のサポートまでしてもらえるなんて最高じゃん!って思いました。

カウンセラーの方は障害を持った方と多く接しているせいか、話し方も優しく、いろんなことが話せました。

カウンセリングが終わった後、何となくすっきりとした感じがして、気持ちよく帰ることができました。

正直、今までの自分は罪悪感を抱えていました。というか今でも罪悪感を抱えながら生きています

周りのみんなは働いているのに自分は何をしているんだろうとか、すごく不安でした。

でも、今は就労移行支援事業所に通っていることで、就職活動もしてるし、怠けているわけではないぞと思って少し気が楽になりました

少し時間はかかってしまうかもしれませんが、(就職まで最短で半年ぐらいらしいです)適当に就職したところでまたうまくいかなかったら元も子もありません。

自分は学生時代、就職の軸が定まらず、何をしたらいいかわからなくて、適当な就職活動をしてしまいました。

今回はゆっくりと自分を見つめなおして、本当に自分がやりたいことは何かを見つけたいと思います。

ここに通う間はアルバイトができないので、どうしても両親のサポートが必要になってしまいますが、両親を安心させられるよう、納得した就職を目指して頑張っていきます。

まとめ

というわけで就労移行支援事業所はおすすめです。またその事業所によっても雰囲気とか違うと思うので、体験に行ってみて、自分がいいなと思ったところに通うことをおすすめします。

こちらの記事にもありますので気になった方は是非ご覧になってください。

幸せな人生を手に入れるために、できることから少しずつやっていきましょう。

あなたの人生が少しでも豊かになりますように。

おしまい。

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この記事を書いた人

大学院卒業後、体調不良により内定していたメーカーへの就職を断念。療養後、再び研究関連の仕事をしています。
英語学習・プログラミング・ファッション・k-popなど自分の好きなことをブログで発信しています。自分を大切に好きなことをしながら生きていけるように日々模索中です。

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