まずは私の実績に関してこちらのページをご覧ください。
私は高校二年の12月頃までほとんど英語力が皆無でした。
というか、真面目に英語の勉強をしたことはありませんでした。
そこから、どのように大学受験で通用するレベル(センター180点、TOEIC600点程度)まで、成長したかをお教えします。
勉強を始める前
私は大学受験を意識する前は、学校のテストで点数がとれていればいいやという感じで、前日に単語とかを詰め込んで、点数を取るという感じでした。
赤点取ることはなかったけど、全然身についている感じはありませんでした。
なので、模試とか実力を問われる試験だとさっぱりわからんという感じでした。
思い返してみると、高校受験の時も勉強した記憶はなく、何となく点数が取れていました。
しかし、本格的に勉強を始めてみたら、実力を問われるようなテストでも、高得点が安定するようになりました。
具体的な勉強法(単語)
始めに言っておきますが、英語学習のみならずどんなものでも、自分のものにしようと思ったら近道はありません。
ある程度の時間をかけ、我慢する時間を乗り越えないといい結果は得られません。
結論から申し上げますと、英語学習の鍵は単語と文法です。
コミュニケーションを取りたいだけとかなら実践が一番かもしれませんが、きちんとした英語でスピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの四技能を鍛えたいと思ったら、単語と文法の練習から始めてください。
まず大学受験や、TOEIC、英検の勉強をしたいと考えている方は、単語と文法のみでいいです。具体的な参考書のおすすめは別の記事で紹介しますが、どの参考書でも基本OKだと思います。
自分のモチベーションが向上するものなら何でもいいです。
やり方としては、まず単語帳を一冊買ってきて、それをひたすら音読して暗記します。
私の場合、100個単語を覚えたら次の100単語を覚え始め、その100単語をやりながら前に覚えた全単語ももう一度覚えているか確認する、という方法です。
単語帳内に単語が2000個あれば毎日100個ずつ覚えることを目標にして20日で終わらせるようにします。
そうしていくと、最初の方に出てきた単語は20日目ともなると20日間毎日やっているので、さすがに覚えてきます。さらに何日も同じ単語を繰り返していると最初にやった単語はスラスラと出てくるようになります。
最後まで行ったらこれを繰り返し、最初に戻ります。
私は単語を覚えたと思っていても、これは毎日一年間通して欠かさずやりました。
そのおかげで、現在はそんなに単語の音読をしていないし、大学受験から6年程経ちますが、まだほとんどの単語を覚えています。
ここで、注意点なのが、何種類もの単語帳に手を出さないことです。
一つの単語帳に1500から2000個ぐらいは単語帳に載っているので、それだけ覚えれば十分です。
英単語というのは接頭語や接尾語の規則性があったり、文章だったら文脈から推測できることもあるので、単語帳で重要視されている2000語くらい覚えれば大丈夫です。
もしその後、過去問演習とかで分からない単語が出てきたら、自分でリストを作って覚えていけばいいです。しかし、基本の2000語くらい覚えていれば後で覚える量はそんなにないかと思います。(超難関大やTOEIC満点を目指すなら別ですが)
このようにして単語は泥臭く覚えます。
覚えたという風に解釈していいポイントは、その単語を見た瞬間に訳が思い浮かぶかどうかです。少しでも迷ってしまったらまだ完璧には覚えられていないので、もう少し繰り返しましょう。
まず語彙がないと文章も構成できません。試験とかより実用的な英語の勉強がしたいんだよ!って思う人もいるかもしれませんが、何をするにしてもこれくらいの単語力はマストで必要です。
具体的な勉強法(文法)
単語を覚えつつ、文法も並行して覚えていきます。
これに関しては、文法の参考書に沿ってやっていけばいいと思います。
しかし、参考書をやっていく中で、
- 必ず音を利用しながら、音読して勉強する。
- SVOCなどの文型を意識する。
というのは非常に重要です。
例えば、The man walking over there is Tom. (向こうで歩いている男性はトムです)
という文章があったら、
まずこの文はThe manがS(主語)でisがV(動詞)でTomがC(補語)だ!と一瞬で理解します。
そしてwalking over there はThe man を後ろから修飾している語句だ!という風に考えます。
こんな感じで直接書き込んでいく方がよいでしょう。
このように文型で分解した後にこれを一気に音読します。
音読のポイントとしては、
- 心を込めること
- ナレーターの真似をして、できるだけ近づけること
- スラスラと発音できるまで何度も繰り返すこと
が大切です。小さな声で心を込めずにやっていても効果はありません。
これを意識しながら、文法も参考書に沿ってやっていきます。
また注意点としてすぐに長文問題に手を出そうとする人がいます。もちろん長文の配点が高く大切なことはよくわかりますが、単語、文法がきっちりできていない段階で長文をやってもよくわからず玉砕するだけです。逆にやる気を損なってしまいます。
長文は短い文の集まりなので、文法問題の練習が長文の練習にもなります。
まずは焦らずに基礎を固めましょう。
まとめ
このような感じで英語学習の基盤は単語と文法です。
これをきちんとやらずに英語がうまく話せる人はいないし、テストで点数を上げることもできません。
とりあえず単語と文法を極めれば、かなり英語力が上がったことを実感できると思います。
中学英語程度で止まっている方もこれを機会に英語学習を始めてみると視野が広がって人生が少し充実するかもしれません。
随時、おすすめの参考書なども紹介していくので、良ければそちらもご覧ください。
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